バイクのエンジンオイル交換、自分でやるか業者にお任せするか悩みますよね。自分でやるなら、オイル選びが重要。今回は、Amazonで人気のAZ(エーゼット)の4サイクルエンジンオイル 4L (10W-40) を実際に使ってみた感想をレビューします。
AZ 10W-40 化学合成油の特徴
AZのこのオイルは、100%化学合成油で、油種はVHVI(グループ3)です。API規格はSN、SAE規格は10W-40、JASO規格はMA2。つまり、高性能なバイクにも安心して使える、高品質なオイルなんです。
- 100%化学合成油: ミネラルオイルに比べて、高温・高負荷時の性能が優れています。酸化しにくく、長期間性能を維持できるのがメリット。
- API規格SN: 最新のAPI規格で、エンジン内部の清浄性、摩耗防止性能、オイルの酸化防止性能などが向上しています。
- SAE規格10W-40: 低温始動性と高温時の油膜保持能力のバランスが良いオイルです。日本の気候に最適。
- JASO規格MA2: 湿式多板クラッチのバイクに適したオイルです。クラッチの滑りを防ぎ、スムーズな変速をサポート。
実際に使ってみた感想
以前は、別のメーカーの鉱物油を使用していましたが、AZの化学合成油に交換してからは、エンジンの回転が明らかに軽くなりました。特に、低温時の始動性が向上し、冬場でもスムーズにエンジンがかかるようになりました。
また、エンジンの音も静かになり、振動も軽減されたように感じます。長距離ツーリングでも、エンジンの負担が少なく、快適に走行できます。
オイル交換の手間も考えると、自分でやるメリットは大きいですが、その分オイル選びは慎重に行いたいところ。AZのこのオイルは、価格も手頃で、性能も十分なので、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
競合製品との比較
同じ10W-40の化学合成油として、例えばワコーズの「4-ST Racing」や、モチュールの「7100」などが挙げられます。これらの製品は、AZのオイルよりもさらに高性能ですが、価格も高くなります。
- ワコーズ 4-ST Racing: レース用にも対応する最高級オイル。AZオイルよりも高価。
- モチュール 7100: 世界中で人気の高性能オイル。AZオイルよりも高価。
普段使いや、一般的なツーリングであれば、AZのオイルで十分な性能を発揮できます。コストを抑えたい場合は、AZのオイルがおすすめです。
メリット・デメリット
メリット:
- 高性能な化学合成油でありながら、価格が手頃
- エンジンの回転が軽くなり、始動性が向上
- エンジンの音や振動が軽減
- 湿式多板クラッチのバイクにも対応
デメリット:
- レース用など、極限状態での使用には向かない
- オイル交換の手間がかかる
まとめ
AZ(エーゼット)の4サイクルエンジンオイル 4L (10W-40) は、高性能とコストパフォーマンスを両立した、おすすめのオイルです。特に、普段使いのバイクや、一般的なツーリングを楽しむライダーには最適です。
