カロッツェリア(パイオニア)のDVH-570は、2012年に発売された1DINのCD/DVD/USBカーオーディオです。最近のカーナビのように画面が大きいわけではありませんが、今でも根強い人気を誇る一台です。私も実際に使用してみたので、その魅力と注意点をレビューします。
DVH-570を選んだ理由
以前の車からオーディオを持ち越したく、1DINサイズでCD/DVD/USB再生に対応しているものを探していました。カロッツェリアは音質の良さで定評があり、DVH-570は価格もお手頃だったので選びました。
実際に使ってみた感想
良い点
- 音質の良さ: カロッツェリアらしいクリアでパワフルな音質です。特に低音の迫力は、コンパクトな1DINオーディオとは思えません。
- 使いやすさ: CDやUSBの操作は直感的で簡単です。DVD再生も可能ですが、運転中は見ないようにしましょう。
- カスタマイズ性: 操作キーのカラーをブルーとレッドの2色から選べるので、車内インテリアに合わせて変更できます。
- コンパクトさ: 1DINサイズなので、どんな車にも取り付けやすいです。最近の車に標準装備されているカーナビと交換する際も、手間がかかりません。
悪い点
- Bluetooth非対応: スマートフォンとの連携には、USBケーブルが必要です。Bluetooth接続を希望する場合は、別の機種を選ぶ必要があります。
- 画面の小ささ: 最近のカーナビに比べると、画面が小さく見づらいです。特に地図表示は、情報量が少なく感じます。
- 年式: 2012年発売なので、最新の機能はありません。例えば、Android AutoやApple CarPlayには対応していません。
競合製品との比較
DVH-570の競合製品としては、パナソニックのCQ-SA220やケンウッドのUVK-120などが挙げられます。これらの機種は、Bluetooth対応や画面の大きさでDVH-570を上回っています。しかし、音質や価格を考慮すると、DVH-570は依然として魅力的な選択肢です。
- パナソニック CQ-SA220: Bluetooth対応で、スマートフォンとの連携がスムーズです。画面もDVH-570より大きく、見やすいです。しかし、価格はDVH-570よりも高くなります。
- ケンウッド UVK-120: こちらもBluetooth対応で、USB充電機能が搭載されています。音質も悪くありませんが、カロッツェリアのDVH-570に比べると、ややクリアさに欠ける印象です。
こんな人におすすめ
- 音質にこだわりたい人: カロッツェリアの音質は、価格以上の価値があります。
- シンプルで使いやすいオーディオが欲しい人: CDやUSBの操作に特化したい人におすすめです。
- 予算を抑えたい人: DVH-570は、比較的安価に入手できます。
まとめ
カロッツェリア DVH-570は、Bluetooth非対応や画面の小ささなど、いくつかのデメリットもありますが、音質の良さや使いやすさ、価格の安さなど、多くの魅力を持ったカーオーディオです。特に、音質にこだわりたい方や、シンプルで使いやすいオーディオを求めている方にはおすすめです。
