バイクに乗る際の安全装備として欠かせないヘルメット。特に街乗りや原付バイクでの使用には、手軽に使えるハーフヘルメットが人気ですよね。今回は、リード工業(LEAD)のSERIOシリーズ、その中でもブラックのシールド付きハーフヘルメット RE40を実際に使用してみた感想をレビューします。
SERIO RE40を選んだ理由
以前からリード工業のヘルメットは、価格帯の割に品質が良いという印象を持っていました。SERIO RE40は、デザインもシンプルで気に入ったことと、PSC・SG規格を取得している点が決め手でした。原付バイクでの使用がメインなので、この規格を満たしていることは安心できます。
製品の特徴
SERIO RE40の主な特徴は以下の通りです。
- サイズ: フリーサイズ(頭囲57~60cm未満)
- 規格: PSC・SG(125cc以下用)
- バックル: 着脱、調整が容易なラチェット式バックル
- シールド: ハードコート、UVカット仕様のライトスモークシールド
- ベンチレーション: 前頭部にエアベンチレーションを装備
実際に使ってみた感想
フィット感
フリーサイズなので、自分の頭に合うかどうか少し心配でしたが、ラチェット式バックルでしっかりと調整でき、快適にフィットしました。締め付けすぎず、緩すぎない、ちょうど良いフィット感が気に入っています。
シールド
ライトスモークのシールドは、日中の眩しさを軽減してくれるので、運転がしやすくなりました。また、UVカット機能も付いているので、紫外線対策もできます。
通気性
前頭部のエアベンチレーションは、走行中に風を取り込み、ヘルメット内の蒸れを軽減してくれます。夏場の運転でも、比較的涼しく快適に過ごせました。
デザイン
シンプルなブラックのデザインは、どんなバイクにも合わせやすいです。派手なデザインが苦手な方にもおすすめです。
他のヘルメットとの比較
ハーフヘルメットは、様々なメーカーから販売されています。例えば、SHOEIやOGK Kabutoといった有名メーカーからもハーフヘルメットが販売されていますが、価格帯はSERIO RE40よりも高くなります。
- SHOEI J-Cruise: 高価格帯ですが、安全性と快適性に優れています。内装の取り外しや洗濯が可能な点も魅力です。
- OGK Kabuto FR-Half: こちらも高価格帯で、デザイン性と機能性を両立しています。シールドの交換が容易な点も特徴です。
SERIO RE40は、これらの高価格帯のヘルメットと比較すると、機能面では劣る部分もありますが、価格の割に十分な品質を備えています。手軽にハーフヘルメットを試してみたい方や、原付バイクでの使用がメインの方には、特におすすめです。
メリットとデメリット
メリット:
- 価格が手頃
- 軽量で扱いやすい
- シンプルなデザインでどんなバイクにも合う
- PSC・SG規格を取得しているので安全性が高い
- ラチェット式バックルで着脱が容易
デメリット:
- フルフェイスやシステムヘルメットに比べると、安全性が劣る
- シールドの曇り止め加工がない
- ベンチレーションの数が少ない
まとめ
リード工業 SERIO RE40は、手軽さと安全性を両立したハーフヘルメットです。価格が手頃で、軽量で扱いやすく、シンプルなデザインなので、初心者の方や、原付バイクでの使用がメインの方におすすめです。
