バイクに乗る際の安全装備として最も重要なヘルメット。初めてフルフェイスヘルメットを選ぶなら、価格、安全性、そしてデザインのバランスが重要ですよね。今回は、コストパフォーマンスに優れたリード工業(LEAD)のフルフェイスヘルメット「STRAX SF-12」マットブラックMサイズ(57-58cm未満)を実際に使用してみた感想をレビューします。
リード工業 STRAX SF-12 の特徴
リード工業 STRAX SF-12は、PSC・SG両方の安全基準をクリアしており、原付から大型バイクまで幅広い排気量に対応しています。特に魅力的なのは、その手頃な価格帯。初めてフルフェイスヘルメットを購入する方でも、気軽に試せるのが嬉しいポイントです。
- サイズ展開: M(57-58cm未満), L(59-60cm未満), LL(61-62cm未満)と、幅広い頭囲に対応。
- 安全規格: PSC・SG規格クリアで、安心して使用可能。
- シールド: ホルダーレスシールドを採用し、スムーズな開閉が可能。
- 通気性: フロントに開閉式エアインテークを装備し、蒸れを軽減。
- 快適性: 天井部分にメッシュ材を使用した着脱式内装で、通気性と快適性を向上。
実際に使ってみた感想
実際に被ってみると、サイズはぴったり。頭を圧迫するような感覚はなく、快適にフィットします。重量も比較的軽く、長時間のツーリングでも疲れにくいと感じました。
デザイン
マットブラックの色味は落ち着いており、どんなバイクにも合わせやすいです。シンプルなデザインなので、ステッカーなどで自分好みにカスタマイズするのも楽しいでしょう。
通気性
夏の暑い時期でも、フロントのエアインテークを開ければ、程よい風通しで蒸れにくく快適です。メッシュ素材の内装も通気性を高めるのに貢献しています。
シールド
ホルダーレスシールドは、スムーズに開閉できるので便利です。走行中に視界がぼやけることもなく、クリアな視界を確保できます。
静音性
フルフェイスヘルメットなので、ある程度の静音性は期待できますが、STRAX SF-12は特に静かというわけではありません。しかし、風切り音を軽減する効果はあり、イヤープラグなどを併用すれば、より快適に走行できます。
競合製品との比較
同じ価格帯のフルフェイスヘルメットとしては、AraiやShoeiなどの有名メーカーのエントリーモデルが挙げられます。しかし、これらのヘルメットはSTRAX SF-12に比べて価格が高く、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
例えば、AraiのSZ-RAM4は、STRAX SF-12よりも約2万円ほど高価です。ShoeiのSYSTEM IIIも同様に、価格が高めです。STRAX SF-12は、これらのヘルメットと比較して、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
また、Caberg Riviera Tも選択肢の一つですが、デザインの好みが分かれるかもしれません。STRAX SF-12は、シンプルでどんなバイクにも合わせやすいデザインが魅力です。
メリットとデメリット
メリット:
- 価格が手頃
- PSC・SG両方の安全基準をクリア
- 軽量で快適
- シンプルなデザインでカスタマイズしやすい
デメリット:
- 静音性は高くない
- 高級ヘルメットに比べると、機能面で劣る部分がある
まとめ
リード工業 STRAX SF-12は、初めてフルフェイスヘルメットを購入する方や、コストパフォーマンスを重視する方におすすめのヘルメットです。安全性、快適性、デザインのバランスが良く、安心してバイクライフを楽しめます。
